今回挑戦するのはForm BridgeとkViewerの連携です。
連携のお話をする前に、、みなさんはForm BridgeとkViewerはそれぞれご存知ですか?
▼Form Bridge
kintoneはユーザーとして登録された人がkintoneに情報を書き込むことができるのですが、Form Bridgeを使うとkintoneのユーザーではない方も情報を登録することができます。
よくアンケートフォームやお問い合わせフォームをWeb上の公開しますよね。Form BridgeもそんなイメージでWeb上にフォームを公開することができるサービスなんです💡
詳しい設定方法はこちらから。
▼kViewer
kintoneはユーザーとして登録された人がkintoneの中の情報を閲覧することができるのですが、kViewerを使うとkintoneのユーザーではない方も情報を閲覧することができます。
ただ、すべての情報を丸出しというわけではなく、このアプリのこの情報を見せたい!などと細かく見せる範囲を決めることが可能です。
詳しい設定方法はこちらから。
今回はこの2つの製品を組み合わせることで、「Myページ」の作成をします!Myページを作成すると、kintoneのアカウントを持たない方でも、kintoneの中にある情報を閲覧・編集することが可能になります!
Myページを作成してみよう!

▼準備するもの
-kintone ※今回は顧客アプリ
-Form Bridge(プレミアムコース)
-kViewer(プレミアムコース)
まずはkintone。
今回はシンプルにこんな感じで作りましたよ。

FormBridgeの設定
Form Bridgeはフォームの追加をすると下の図のような画面が出てきます。kintoneアプリのURLとAPIトークンは必ず入力してくださいね。

※APIトークンはkintoneの顧客アプリから生成します。アプリの設定で「APIトークン」を選択。

【生成する】ボタンを押すとkintoneが勝手に作ってくれますよ~◎この時に、「レコード追加」に必ずチェックを入れてください。

あっという間にForm Bridgeの公開フォームができました!

kViewerの設定
ホーム画面で+ボタンを押すと作成するビューの種類を選ぶことができます。今回使うのは「Myページビュー」です。

先程のForm Bridgeと同じようにkintoneアプリのURLとAPIトークンを入力し、作成。

kViewerの設定画面に入り、「フォームブリッジ」というメニューを選択します。ここでは、「フォームブリッジと連携する」にチェックし、「フォームのURL」には先程作成したページのURLを入力します。

ここまでの設定が完了すれば、あとは保存をかけてあげるだけでMyページの作成が完了となります。
できあがったページを確認してみる。
こちらが公開されたMyページとなります。kintoneのレコード1件分=Myページ1ページ分として公開され、それぞれにユニークなURLが割り振られます。

えんぴつマークボタンをクリックすると編集モードに切替わります。Form Bridgeの画面に切替わりましたね。

kintoneの中の情報がちゃんと書き換えられるか確認してみましょう。
担当者名を変えて「回答」。

kintoneの顧客アプリを見てみると・・・わ、kintoneの情報がしっかり変わっていますよ!!

kViewerでMyページのURLはどんな風に持っているの?
kViewerで今回作成した「顧客アプリMyページ」の詳細をクリックします。

今度は画面右側におめめのマークが出ますので、こちらをクリック。

レコードごとのMyページのURLが表示されました。

青い文字はリンクになっていますので、クリックして直接Myページに遷移するか、レコード番号、kintoneURL、MyページURLをCSVで一括書き出しが可能です!
いかがでしょうか。kViewerとFormBridgeはそれぞれで利用しても便利ですが、連携させるとさらに活用の幅が広がりますね。