今回はCData Software Japanさまの 「CData Excel Add-in for kintone」のお試しです。CDataの桑島さんに設定を教わってきました。

製品を利用して何ができるの?
今回の製品は「CData Excel Add-in for kintone」一言でいうと、Excel上でkintoneのデータを操作することができる製品です。「情報共有するためにkintoneを導入したけど、操作性はExcelの方がよかった。。」という方にはぴったり。kintoneはデータが一元管理される点がとても便利なのですが、操作する時は【一覧画面 → 編集画面】と利用時の画面遷移が多いので、面倒ポイントになりがち。この製品を使うと、操作性はExcelのままで、データはkintoneで一元管理!を実現してくれますよ。
準備するもの
▼kintone
・顧客アプリ
・案件管理アプリ
▼CData Excel Add-in for kintone
下のリンクからダウンロード(評価版をご利用いただけます) http://www.cdata.com/jp/drivers/kintone/excel/
▼Excel
※デスクトップ版が対象となります。
設定してみよう!
まずは、CData Excel Add-in for kintoneのインストールから。ダウンロードページから評価版をダウンロードすると、画像のようなポップアップが出てきますので、「インストール」をクリック。

インストールが正常に完了したら、完了をクリック。

今度はExcelを立ち上げます。タブに「CDATA」が増えていたら正常にインストールされていますよ◎

今度はkintoneとの接続設定を行っていきます。「CDATA」というタブを開いて、「取得元kintone」というアイコンをクリック。

私はすでに一度接続設定をしてしまったので、アプリの情報が表示されているのですが、設定がまだの方は空の状態で表示されます。ポップアップの中の「編集」をクリック。

今度はkintoneの情報を入れる画面です。下の写真のように、Password・URL・Userを入力し、OK。

※Password:kintoneのログインパスワード
URL :データを連携したいkintoneのURL
User :kintoneのログイン名
接続がうまくいくと、kintoneのアプリの情報がテーブルと列に入ってくるので、テーブルから利用したいアプリ名を選択します。

同じ名前のアプリが複数ある場合は、分かりやすいように目印をつけておくといいかもしれませんね。アプリを選択して、OKをクリックすると、早速Excel上にデータが表示されました!

使ってみよう!
試しにExcel上でプラン費用を変更してみると、Excel上では変更をかけた部分が赤くなりました。左上の【行を更新】からデータを更新してみます。

kintoneを確認してみると・・・プラン費用がExcelで変更した通りに変わっています・・・!

今度はデータの追加を試してみますよ。Excelにデータを追加!

Excel上で行を選択した上で、【行の挿入】をクリック

kintoneで確認すると…ちゃんと増えています…(゜.゜)びっくり!

レコードの削除は削除したい行を選択した上で【行の削除】をクリック。

kintoneを確認すると、しっかり4件分削除されてます!

大量のデータを扱うにはぴったりの製品・・・!データを登録する画面は特にですよね。kintoneの標準の機能でレコードを10件登録しようとすると・・・
①レコード追加ボタンを押す
②内容を登録
③保存 ×1
上記が通常の手順です。
Excel上で登録すると、
①レコード追加ボタンを押す
②内容を登録 ×10
③保存
上記の短いステップで登録作業が終わるので、とっても効率的。
kintoneと接していると「脱Excel」とよく聞くのですが、Excelと併用してあげるだけでこんなにも便利になるんですね。
まとめ
今回の設定や操作は想像していた以上にずっと簡単でした。正直、今回のお試しは難しくてうまく伝えられないだろうなと思っていました。
ですが、利用する画面はExcelなので、むしろ私みたいにIT音痴で新しいシステムになかなか慣れない人の方が使うべき製品だなと思いました。