kintoneに連携するサービスを”ふんだん”に使ったセミナー管理アプリの動画が、先日キンスキ.comで公開されました。アプリを作ったのは、2018年のkintone AWARDでグランプリを獲得された有限会社矢内石油の矢内 哲さん。
▼矢内さんのkintone AWARDの様子
https://topics.cybozu.co.jp/news/2018/11/08-7738.html
アプリを作るきっかけは?
矢内さんの暮らす福島県白河市では、東京のようにセミナーやイベントが頻繁には開催されません。そこで、地元で学びの機会の提供や、交流の場を創出することを目的に研修の開催をすることに。今後、定期開催をしていくにあたり、きちんとシステム化していこうと思い立ったことがアプリを作るきっかけになったとのことです。
アーセスでもセミナーを開催することがありますが、セミナー前に発生する業務は細かくて多いのが苦労ポイント。1つ1つは些細な処理だけれど、全参加者分をそれぞれのタイミングで対応するのは意外と時間がとられるものです。 なるべく自動化したり、パッと見て分かりやすい形になっていることが業務担当者の願い・・。

使っているサービスはなんと13個!
セミナー管理アプリに使われているサービスの数は、なんと13個。豪華ですね。
▼使われているサービス
・フォームブリッジ
・kViewer
・プリントクリエイター
・メールワイズ
・krewSheet
・ATTAZoo+ 集計サポート+
・KANBAN
・タブ区切りプラグイン
・ルックアップアプリ表示プラグイン
・孫の手プラグイン
・FAX + kintone
・リンクボタンプラス プラグイン
・文字結合プラグイン
■作成したアプリと利用サービス

▮入金管理 × KANBAN
KANBANが主に活躍しているのは、参加者の申し込みレコードを管理している「申込受付アプリ」。参加者の方から参加費をいただく場合に、KANBANのビューで入金状況を確認されているそうです。

KANBANでは、ホワイトボードのように状況ごとに情報を分類することが可能です。今回の入金管理のケースでは、「申込み・未入金」、「キャンセル」、「入金済み」の3つですね。各ステータスごとにグループ分けされた状態で情報を閲覧できるので、目視で一件一件入金に漏れがないか確認する手間がなくなります。
↓kintone標準の一覧表示だとこうなりますね。

****
▼動画はこちらから
なかなか13個のプラグインを使いこなすのは難しいかもしれませんが、1つ1つのアイデアはkintoneを活用する上でのヒントになりそうです。「自社だったらどの業務やシーンに使えるかな」と想像しながらご覧ください。
****
【おまけ】
キンスキ.comを運営されている松井さんをご存知でしょうか?(動画右側のkintoneパネルをつけている方)
松井さんは新卒でサイボウズ社に入社後、kintoneが好きで好きで・・その良さを伝えるために副業で始めたのがキンスキ.comなんです💡 その後、本業として認められ現在はサイボウズ社のお仕事として情報発信をするように。
また、松井さんはイラストが得意で、イラストが散りばめられたキンスキ.comはどこか親しみが湧く雰囲気。kintoneのお話をすると”システムちっく”な内容になってしまう場合があり、「難しい」と感じられる方もいると思いますが、松井さんの記事はどれも読みやすいのでkintoneの情報収集にはおススメですよ!
▼キンスキ.com
https://www.kinsuki.com/